James Newman の 『Turbo Fog』
24 土地
4 《森/Forest》
8 《島/Island》
4 《光輝の泉/Radiant Fountain(M15)》
4 《神秘の神殿/Temple of Mystery(THS)》
4 《茨森の滝/Thornwood Falls(FRF)》
37 その他の呪文
3 《霊気渦竜巻/Ætherspouts(M15)》
1 《アルハマレットの書庫/Alhammarret’s Archive(ORI)》
4 《一日のやり直し/Day’s Undoing(ORI)》
4 《拠点防衛/Defend the Hearth(THS)》
4 《クルフィックスの指図/Dictate of Kruphix(JOU)》
4 《僧院の包囲/Monastery Siege(FRF)》
3 《否認/Negate(ORI)》
2 《護法の宝珠/Orbs of Warding(ORI)》
4 《スフィンクスの後見/Sphinx’s Tutelage(ORI)》
4 《宝船の巡航/Treasure Cruise(KTK)》
4 《カル・シスマの風/Winds of Qal Sisma(FRF)》
15 サイドボード
1 《霊気渦竜巻/Ætherspouts(M15)》
2 《意思の衝突/Clash of Wills(ORI)》
2 《軽蔑的な一撃/Disdainful Stroke(KTK)》
1 《解消/Dissolve(THS)》
1 《龍王の大権/Dragonlord’s Prerogative(DTK)》
1 《研磨時計/Grindclock(M15)》
3 《氷瀑の執政/Icefall Regent(DTK)》
1 《真珠湖の古きもの/Pearl Lake Ancient(KTK)》
2 《テレパスの才能/Talent of the Telepath(ORI)》
1 《精霊龍、ウギン/Ugin, the Spirit Dragon(FRF)》

 《濃霧/Fog(M14)》のようにそのターン中の戦闘ダメージを軽減する呪文を連打して時間を稼いで相手が消耗するのを待つのがこの手のデッキ。
 今のカード・プールだと《拠点防衛/Defend the Hearth(THS)》と《カル・シスマの風/Winds of Qal Sisma(FRF)》がそれに該当する。ダメージを軽減するわけではないが《霊気渦竜巻/Ætherspouts(M15)》も時間を稼いでくれる。そしてこうしたカードは火力呪文には効かないので自身に呪禁を与える《護法の宝珠/Orbs of Warding(ORI)》も採用されている。
 こうしたカードを多く引くために《クルフィックスの指図/Dictate of Kruphix(JOU)》と《僧院の包囲/Monastery Siege(FRF)》でドローを水増しする。さらには《アルハマレットの書庫/Alhammarret’s Archive(ORI)》まで積むという徹底っぷりが見られる。
 メインの勝ち手段は《スフィンクスの後見/Sphinx’s Tutelage(ORI)》によるライブラリーアウトである。こちらもカードを引く回数が増えているのでライブラリーを削る速度は大幅に速くなるため相手のライブラリーが切れるのも早いというわけだ。
 自身がライブラリー切れを起こしたり、使用したカードを再利用するために《一日のやり直し/Day’s Undoing(ORI)》が入っている。相手のライブラリーも戻してしまうのであまり相性が良くなさそうだが《宝船の巡航/Treasure Cruise(KTK)》で無駄牌を消しておけばこちらのドローの質も高まり、相手の行動を阻害しやすくなるというわけだ。
 サイドにはライブラリーアウト以外の手段で勝つためにフィニッシャーとなるクリーチャーやプレインズウォーカーが積まれている。対コントロールデッキに対してはあまり意味のない《濃霧/Fog(M14)》系の呪文はサイド後にカウンター呪文と入れ替わる。
 弱点は《嵐の息吹のドラゴン/Stormbreath Dragon(THS)》の怪物化能力のように対象を取らない火力。後はカードを引き増してくれるエンチャント類を対処されると弱い。

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