Fabrizio Anteri の『Hangarback Abzan』
グランプリ・ロンドン’15優勝

26 土地
3 《コイロスの洞窟/Caves of Koilos(ORI)》
3 《森/Forest》
3 《ラノワールの荒原/Llanowar Wastes(ORI)》
1 《マナの合流点/Mana Confluence(JOU)》
2 《平地/Plains》
4 《砂平原の城塞/Sandsteppe Citadel(KTK)》
4 《疾病の神殿/Temple of Malady(JOU)》
1 《静寂の神殿/Temple of Silence(THS)》
1 《ヨーグモスの墳墓、アーボーグ/Urborg, Tomb of Yawgmoth(M15)》
4 《吹きさらしの荒野/Windswept Heath(KTK)》
21 クリーチャー
4 《先頭に立つ者、アナフェンザ/Anafenza, the Foremost(KTK)》
4 《棲み家の防御者/Den Protector(DTK)》
4 《羊毛鬣のライオン/Fleecemane Lion(THS)》
4 《搭載歩行機械/Hangarback Walker(ORI)》
4 《包囲サイ/Siege Rhino(KTK)》
1 《始まりの木の管理人/Warden of the First Tree(FRF)》
11 その他の呪文
4 《アブザンの魔除け/Abzan Charm(KTK)》
4 《ドロモカの命令/Dromoka’s Command(DTK)》
1 《英雄の破滅/Hero’s Downfall(THS)》
2 《究極の価格/Ultimate Price (DTK)》
2 プレインズウォーカー
1 《英雄の導師、アジャニ/Ajani, Mentor of Heroes(JOU)》
1 《真面目な訪問者、ソリン/Sorin, Solemn Visitor(KTK)》
15 サイドボード
1 《アラシンの僧侶/Arashin Cleric(FRF)》
2 《太陽の勇者、エルズペス/Elspeth, Sun’s Champion(THS)》
1 《異端の輝き/Glare of Heresy(THS)》
2 《自傷疵/Self-Inflicted Wound(DTK)》
1 《正義のうねり/Surge of Righteousness(DTK)》
1 《黄金牙、タシグル/Tasigur, the Golden Fang(FRF)》
4 《思考囲い/Thoughtseize(THS)》
2 《悲劇的な傲慢/Tragic Arrogance(ORI)》
1 《究極の価格/Ultimate Price(DTK)》

 やはりアブザン・カラーは強かった。今回優勝したデッキの特徴は《搭載歩行機械/Hangarback Walker(ORI)》の採用である。序盤に難があるカラーゆえ、2マナ域のクリーチャーが埋まるのは非常にありがたい。さらに中盤以降に引いても腐らないのも大きなポイント。序盤に壁として使っても《棲み家の防御者/Den Protector(DTK)》で回収して唱え直せばいい。非常に多くのデッキでの活躍が期待される《搭載歩行機械/Hangarback Walker(ORI)》の今後の動向に注目したい。
 メインの呪文はすべて除去呪文。序盤をいかに凌いで中盤に繋げるかが大事なので当然である。
 サイドに目をやると色別の対抗カードが1/4を占めている。ミラーマッチを意識した構成になっている。また《悲劇的な傲慢/Tragic Arrogance(ORI)》は自分で残すパーマネントを選べる使われた相手からすれば非常に厄介な呪文。新たな時代を担う全体除去として活躍が期待される。

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