Albert Vizcarra の『Restore Balance』
StarCityGames.com Premier IQ(2015/10/11/20)第6位

13 土地
4 《進化する未開地/Evolving Wilds(BFZ)》
2 《溢れかえる岸辺/Flooded Strand(EXP)》
1 《森/Forest》
2 《島/Island》
1 《山/Mountain》
1 《平地/Plains》
1 《蒸気孔/Steam Vents(EXP)》
1 《沼/Swamp》
12 クリーチャー
4 《大いなるガルガドン/Greater Gargadon(TSP)》
2 《ニヒリス/Nihilith(FUT)》
2 《裂け目翼の雲間を泳ぐもの/Riftwing Cloudskate(TSP)》
4 《猿人の指導霊/Simian Spirit Guide(PLC)》
31 その他の呪文
4 《献身的な嘆願/Ardent Plea(ARB)》
2 《内にいる獣/Beast Within(NPH)》
2 《四肢切断/Dismember(NPH)》
4 《原霧の境界石/Fieldmist Borderpost(ARB)》
4 《火荒の境界石/Firewild Borderpost(ARB)》
2 《霧脈の境界石/Mistvein Borderpost(ARB)》
3 《均衡の復元/Restore Balance(TSP)》
2 《脈火の境界石/Veinfire Borderpost(ARB)》
4 《暴力的な突発/Violent Outburst(ARB)》
4 《荒原の境界石/Wildfield Borderpost(ARB)》
4 プレインズウォーカー
1 《情け知らずのガラク/Garruk Relentless(ISD)》
2 《思考を築く者、ジェイス/Jace, Architect of Thought(RTR)》
1 《荒ぶる波濤、キオーラ/Kiora, the Crashing Wave(BNG)》
15 サイドボード
1 《フェアリーの忌み者/Faerie Macabre(SHM)》
2 《炎渦竜巻/Firespout(SHM)》
2 《鋳塊かじり/Ingot Chewer(LRW)》
2 《コーの火歩き/Kor Firewalker(WWK)》
4 《神聖の力線/Leyline of Sanctity(M11)》
1 《霧覆いの平地/Mistveil Plains(SHM)》
3 《跳ね返りの罠/Ricochet Trap(WWK)》

 続唱で"時のらせん"に存在するレアのマナ・コストを持たないカードを唱えるデッキというのはいくつかあるが、こちらは《均衡の復元/Restore Balance(TSP)》を採用したものである。
 手始めに《大いなるガルガドン/Greater Gargadon(TSP)》を待機状態にしておく。後は土地やその他のクリーチャーを生け贄に捧げて時間カウンターを減らして《均衡の復元/Restore Balance(TSP)》の解決に合わせれば相手の戦場は壊滅状態となる。後は無人の荒野となった戦場を《大いなるガルガドン/Greater Gargadon(TSP)》で駆け抜ければいい。
 土地とクリーチャー以外は残るのでこちらは各種境界石でマナを確保。さらに4体のプレインズウォーカーで各種アドバンテージを確保できる。特に境界石は自分の土地の枚数を減らせるので《均衡の復元/Restore Balance(TSP)》との相性が非常にいい。
 また《ニヒリス/Nihilith(FUT)》を待機させておけば《均衡の復元/Restore Balance(TSP)》で相手の墓地にカードが落ちるため一気に時間カウンターを取り除くことが出来る。
 一番の弱点は《差し戻し/Remand(RAV)》である。《均衡の復元/Restore Balance(TSP)》を撃つために戦場を調整したという事はかなり不利な状況にあるという事である。そこで《均衡の復元/Restore Balance(TSP)》を打ち消されてしまうとかなりきつい。再び唱えるのも非常に難しいため立て直しがしにくくなる。
 そうしたことを鑑みて《跳ね返りの罠/Ricochet Trap(WWK)》が採用されている。対象を別にそらすことで被害を最小限に食い止めるというわけだ。
 立ち上がりが遅いデッキなので『Burn』のような早いデッキには苦戦を強いられる。対策として《コーの火歩き/Kor Firewalker(WWK)》と《神聖の力線/Leyline of Sanctity(M11)》を積んで対処している。
 なるべく3マナの続唱で引っ掛からないカードを積む必要があるので墓地対策には《フェアリーの忌み者/Faerie Macabre(SHM)》、ビートダウン相手には《炎渦竜巻/Firespout(SHM)》、アーティファクト対策には《鋳塊かじり/Ingot Chewer(LRW)》と工夫が見られる。
 


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