13日でレイド最終日を迎える。後半の方が1日だけ短いというのはハンターズをどうしても日曜始まり土曜終わりにしないと気が済まない層が運営の中にいるせいだ。おかげで皆がやりたくてしょうがなかったふむふむが25日~29日までとたっぷり楽しめるぞ。閏年に感謝しないといけないね。
 スリーブと《吹き荒れる存在意識/Possibility Storm(DGM)》を買いにカードショップへ。《吹き荒れる存在意識/Possibility Storm(DGM)》は《果てしなきもの/Endless One(BFZ)》キャストからの《引き裂かれし永劫、エムラクール/Emrakul, the Aeons Torn(ROE)》登場というのが有名。そんなわけで早めに4枚粗終えておきたかったのだが、今回手に入ったのは1枚のみ。DGM自体があまり剥かれていないから安ストレージで探すのも一苦労だ。

 ついでにファットパックも購入。今回は《ゼンディカーの代弁者、ニッサ/Nissa, Voice of Zendiker(OGW)》、《エルドラージのミミック/Eldrazi Mimic(OGW)》、《作り変えるもの/Matter Reshaper(OGW)》、《圧倒的な否定/Overwhelming Denial(OGW)》等と個人的には納得のいくラインナップ。フルアート土地も手に入ったのでなかなか。

 足りない《吹き荒れる存在意識/Possibility Storm(DGM)》は週末に成年コミック購入と一緒に済ませる事にしよう。

 今更だけど"イニストラードを覆う影"の2番目のエキスパンション名が公開されているね。"Eldritch Moon"、日本語名は"異界月"。
 エキスパンションシンボルが公開されていないのが気になるね。多分公開するとどの世界の月なのかが分ってしまうからではないかと。
 ちなみにSOIブロックは297+205=502枚のカードが登場する。これはBFZブロックの274+184+=458枚より44枚多い計算となる。その分BFZブロックにはエクスペディション枠45枚があるのでセット総数自体は大して変わらないのだが、45枚の内40枚はローテーション後のスタンダードで使えないカードだし、残り5枚は被っているわけだから実際の所は使えるカードが増える事になる。


http://magic.wizards.com/en/articles/archive/news/announcing-eldritch-moon-2016-02-08
http://mtg-jp.com/publicity/0016532/
 あれだけWotCが「リークはダメだよ」って言ったのに早速"イニストラードを覆う影"に収録されるカードが29枚も流出している。その大半がコモンやアンコモンだったが、黒の神話レアと赤のレアがそれぞれ1枚ずつ明らかになってしまった。
 舞台がイニストラードだけあって墓地を参照するカードや墓地にカードを送るカードが多数。そしてゾンビや吸血鬼やら狼男も多数収録。
 墓地にカードを送るという事で今回はマッドネスが再録されている。マッドネスが輝くには優秀な共鳴者がいるかどうかにかかっている。オデッセイ期は大活躍したが、時のらせん期で再録された時は今一つといった感じだった。果たして今回はどうなる事やら。
 もちろん変身カードも登場する。何しろ専用の印刷機を用意したとかしていないとか言う話なのでこれからもちょくちょく出してくるだろう。
 加えて再録カードも2枚ぐらい公開されている。それじゃないだろって言う気がしないでもないが、個人的にはいいんじゃないかなと思ってる。

 新しいキーワード能力に自分よりパワーが大きいクリーチャーにブロックされない"Skulk"、キーワード処理に2マナ支払って生け贄に捧げると"Clue"というアーティファクト・トークンを出す"Investigate"、能力語として自分の墓地に4種類以上のカードタイプが存在していると何かが起こる"Delirium"が確認されている。


http://www.mtgsalvation.com/spoilers/170-shadows-over-innistrad
Jiachen Tao の『Blue-Red Eldrazi』
プロツアー・ゲートウォッチの誓い優勝

24 土地
3 《魂の洞窟/Cavern of Souls(AVR)》
4 《エルドラージの寺院/Eldrazi Temple(ROE)》
4 《ウギンの目/Eye of Ugin(EXP)》
1 《宝石の洞窟/Gemstone Caverns(TSP)》
2 《島/Island》
4 《沸騰する小湖/Scalding Tarn(EXP)》
4 《シヴの浅瀬/Shivan Reef(ORI)》
2 《蒸気孔/Steam Vents(EXP)》
33 クリーチャー
4 《希望を溺れさせるもの/Drowner of Hope(BFZ)》
4 《エルドラージのミミック/Eldrazi Mimic(OGW)》
3 《エルドラージの寸借者/Eldrazi Obligator(OGW)》
4 《空中生成エルドラージ/Eldrazi Skyspawner(BFZ)》
4 《終わりなきもの/Endless One(BFZ)》
4 《現実を砕くもの/Reality Smasher(OGW)》
2 《破滅を導くもの/Ruination Guide(BFZ)》
4 《難題の予見者/Thought-Knot Seer(OGW)》
4 《不快な集合体/Vile Aggregate(BFZ)》
3 その他の呪文
3 《四肢切断/Dismember(NPH)》
15 サイドボード
2 《虚空の杯/Chalice of the Void(MRD)》
2 《はらわた撃ち/Gut Shot(NPH)》
3 《ハーキルの召還術/Hurkyl’s Recall(10ED)》
1 《漸増爆弾/Ratchet Bomb(M14)》
2 《大祖始の遺産/Relic of Progenitus(ALA)》
1 《呪文滑り/Spellskite(NPH)》
3 《頑固な否認/Stubborn Denial (KTK)》
1 《精霊龍の墓/Tomb of the Spirit Dragon(KTK)》

 無色だらけの決勝トーナメントを制したのはこの『Blue-Red Eldrazi』であった。クリーチャーだけを見るとスタンダードのカードしか入っていないがその他のカードを見ればモダンなんだというのがはっきりとわかる。
 このデッキの強みはエルドラージ専用の2マナランドと言える《エルドラージの寺院/Eldrazi Temple(ROE)》と《ウギンの目/Eye of Ugin(EXP)》から繰り出される高速展開である。さながらレガシーの『Dragon Stompy』に通ずるものがある。こちらと違って《古えの墳墓/Ancient Tomb(TMP)》のように痛かったり《裏切り者の都/City of Traitors(EXO)》のように次の土地が出ると消えてしまうという事は無いのが嬉しい。まあ《ウギンの目/Eye of Ugin(EXP)》は伝説の土地なので2枚目以降の《ウギンの目/Eye of Ugin(EXP)》は特殊なケースが無い限り出すことができないけど。

 そういうわけで1ターン目から2マナ捻出できるため動きはかなり速く、既存のデッキでは追いつけない事も多い。特に環境に突如現れたデッキなのでまだ対処法も確立していなかっただろうから余計に厳しかったはずだ。

 第1ターン目に出てくるのは《エルドラージのミミック/Eldrazi Mimic(OGW)》か《終わりなきもの/Endless One(BFZ)》である。どちらも1ターン目からパワー2のサイズで出てくるため序盤から高クロックが期待できる。どちらもゲーム終盤に引いてもそれなりのサイズになってくれるのがありがたい。
 なお《エルドラージのミミック/Eldrazi Mimic(OGW)》のパワー・タフネス変更能力はコピー能力ではなく、パワーとタフネスを特定の値に変えるものなので「コピー可能な値」を参照するわけではなく、あくまでも現状のパワーとタフネスを参照する点に注意したい。例えば《破滅を導くもの/Ruination Guide(BFZ)》が戦場に出ている状態で《現実を砕くもの/Reality Smasher(OGW)》が出る場合、《現実を砕くもの/Reality Smasher(OGW)》は6/5として戦場に出る。このとき、望むならば《エルドラージのミミック/Eldrazi Mimic(OGW)》のパワーとタフネスを6/5にすることが出来る。そうしたらならば《エルドラージのミミック/Eldrazi Mimic(OGW)》のパワーとタフネスは6/5になり、加えて《破滅を導くもの/Ruination Guide(BFZ)》の能力でさらに+1/+0修正が入るので7/5となる。このように全体強化能力とは相性がいいので覚えておくといいだろう。

 続くターンはスタンダードでもその活躍が話題になった《空中生成エルドラージ/Eldrazi Skyspawner(BFZ)》か無色の《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique(MOR)》である《難題の予見者/Thought-Knot Seer(OGW)》が出せるはず。
 《空中生成エルドラージ/Eldrazi Skyspawner(BFZ)》は貴重な飛行クリーチャーであると同時にさらに1マナ加速させる地味ながら強烈な1枚。マナを伸ばす必要が無ければそのまま3点クロックとして残ってくれるのもこのデッキにはありがたいところである。
 一方の《難題の予見者/Thought-Knot Seer(OGW)》は速いターンに出すことで相手のプランを崩し、こちらの展開を有利に進めさせるクリーチャーである。何より《稲妻/Lightning Bolt(M11)》一発で落ちない3/4というサイズが優秀である。

 あとは大型のエルドラージを唱えていけばいい。除去がしにくい《現実を砕くもの/Reality Smasher(OGW)》に1枚で3体のエルドラージを戦場に送り込む《希望を溺れさせるもの/Drowner of Hope(BFZ)》、対戦相手のクリーチャーをかっさる《エルドラージの寸借者/Eldrazi Obligator(OGW)》等好きなのを出すといい。

 ある程度エルドラージが並べば《破滅を導くもの/Ruination Guide(BFZ)》と《不快な集合体/Vile Aggregate(BFZ)》の真価が発揮される。全体強化の《破滅を導くもの/Ruination Guide(BFZ)》の強さは言うまでもないが《不快な集合体/Vile Aggregate(BFZ)》が繰り出すダメージは計り知れない。

 このデッキの場合、無色マナと有色マナの両方が必要となるため使う土地は慎重に選ぶ必要がある。できれば両方のマナが出るカードが好ましい。そういう意味では《魂の洞窟/Cavern of Souls(AVR)》と《シヴの浅瀬/Shivan Reef(ORI)》はこのデッキに合致した土地と言えるだろう。
 1枚挿しされている《宝石の洞窟/Gemstone Caverns(TSP)》は運が良ければ好きな色が出る土地になる。最悪の場合でも無色マナが出るのでこのデッキではさほど痛くはない。ただし伝説の土地故、引きすぎても困るという事で採用枚数はできれば抑えたい。《ウギンの目/Eye of Ugin(EXP)》自体を4枚積んでいるので手札にある土地が伝説の土地しかないというのは出来る事なら避けたい。
 忘れがちだが《ウギンの目/Eye of Ugin(EXP)》はマナ・コスト軽減効果以外にエルドラージ・クリーチャーをサーチする能力を持っている。膠着状態になった時におもむろに起動すれば勝負を決める一枚を持って来れるのもたやすい。このデッキでは採用されていないが、《絶え間無い飢餓、ウラモグ/Ulamog, the Ceaseless Hunger(BFZ)》辺りをこっそり仕込んでおくのも面白そうだ。

 メインの呪文は《四肢切断/Dismember(NPH)》しか入っていないので状況におじてサイドから色々と持ってくる必要がある。
 まずこのデッキにとって最も脅威となるのが同等の速度を持つ『親和』である。このデッキは軽量のアーティファクトを並べて数で圧倒するデッキ。そうした構成上、《虚空の杯/Chalice of the Void(MRD)》をX=0~1で出すとかなりえげつなくなる。そこに《ハーキルの召還術/Hurkyl’s Recall(10ED)》を合わせて撃っておくとなお効果的。考えなしに《ハーキルの召還術/Hurkyl’s Recall(10ED)》を使っても、すぐに展開されてしまい何の意味もなかったという事になりかねないので使うタイミングは気を付けよう。
 同じく低マナ域を一気に吹っ飛ばすのが《漸増爆弾/Ratchet Bomb(M14)》である。ミラーマッチでもエルドラージ・末裔・トークンや《終わりなきもの/Endless One(BFZ)》を吹っ飛ばせるので有用である。
 あとはお決まりの墓地対策である《大祖始の遺産/Relic of Progenitus(ALA)》に、お手軽カウンターの《頑固な否認/Stubborn Denial (KTK)》に追加の除去となる《はらわた撃ち/Gut Shot(NPH)》、それに何かと役立つ《呪文滑り/Spellskite(NPH)》が採用されている。
 ペインランドとフェッチ+ショックランドからの土地からのダメージやφマナの支払いがあるので意外とライフが減りやすい。さらに環境には以前から存在する『バーン』デッキ、ミラーマッチでのエルドラージの殴り合いもあり、ライフが一気に減る事も多い。そんな状況を買えてくれるのが《精霊龍の墓/Tomb of the Spirit Dragon(KTK)》である。採用しているクリーチャーが無色なので一気に大量のライフを回復することもできる。環境次第では採用枚数も増えるのではないだろうか。

 従来のモダンに存在したデッキの中でもかなりの速さと打撃力を誇るデッキなので対処しにくい。しかし登場してしまった以上は対策を考えないといけない。さてどうしたものか。
 とりあえずデッキが特殊地形だらけなのでそれを潰すカードを入れていきたい。このデッキの場合、無色マナを要求するカードは全て特殊地形なので《血染めの月/Blood Monn(9ED)》で真っ赤に染めてしまえば脅威は一気に少なくなる。ただし、早めにプレイしないと意味がないので3ターン目には確実に出しておかないと辛いだろう。
 土地破壊で縛るのも1つの手だ。使うならば即効性のある《幽霊街/Ghost Quarter(ISD)》の方がいいだろう。基本土地を持って来られるという難点もあるが、起動までに時間がかかる《地盤の際/Tectonic Edge(EXP)》では間に合わない事もあるのでなるべく《幽霊街/Ghost Quarter(ISD)》で対処するべきだろう。
 あとはテンポを遅らせる事だろうか。少しでも攻撃が遅れればこちらにチャンスが回ってくる。そうした戦い方が出来るデッキならば優位に立てるだろう。
 純粋にグッドスタッフで攻めていくのも割といけるかもしれない。なるべくなら地上より空中で勝負できるデッキの方がいいだろう。

 懸念すべきは使用されたパーツの高騰だね。早速色々と値上がりが始まっている。それとここでエルドラージの強さが判明したため、その他のエルドラージの強さも研究され始めるだろう。そのうちsolutionとまでは行かないがある程度の最適解は導き出せるだろう。
 もう1つの懸念事項はパーツの禁止。最有力候補は2マナ地形の《エルドラージの寺院/Eldrazi Temple(ROE)》か《ウギンの目/Eye of Ugin(EXP)》のどちらか。両者ともにモダンマスターズ2015に再録されているため、これらが禁止になれば《欠片の双子/Splinter Twin(ROE)》という禁止カードを抱えているモダンマスターズ2015の価値をさらに落としてしまう。既に期待値が下がっているセットの価値が下がったところでどうって事は無いのだが自ら自社の製品の価値を下げるというのは何とも理解しがたい行為と言える。

 気が付いたらプロツアー・ゲートウォッチの誓いのトップ8が出そろっていた。8人中6人がエルドラージをメインに据えたデッキで、内3人が完全無色のミッドレンジ型で2人が青赤メインの落とし子トークンを並べていくタイプのもの、さらに1人が昇華者ギミックを用いた青黒のタイプ。残る2人は『親和』という無色のデッキが環境を制したという結果となった。
 エルドラージが躍進したのはゲートウォッチの誓いで優秀なエルドラージが多数収録されたことでデッキとしてのポテンシャルが上がったのが大きいだろう。特に無色マナを要求するエルドラージ達は強力なものが多い。
 そうした中で勝ち上がってきたのが『親和』であった。前環境から存在するパワーデッキだったが、『Spliter Twin』と『Amulet Bloom』が環境から去った事で速度の速いデッキが減り、エルドラージ系の展開力に付いていけるデッキがこの『親和』だったというわけなのだろう。
 何はともあれ決勝戦が楽しみですな。

26 土地
5 《島/Island》
4 《霧深い雨林/Misty Rainforest(EXP)》
2 《山/Mountain》
4 《沸騰する小湖/Scalding Tarn(EXP)》
4 《蒸気孔/Steam Vents(EXP)》
3 《トレイリア西部/Tolaria West(FUT)》
4 《樹木茂る山麓/Wooded Foothills(EXP)》
2 クリーチャー
1 《引き裂かれし永劫、エムラクール/Emrakul, the Aeons Torn(ROE)》
1 《果てしなきもの/Endless One(BFZ)》
32 その他の呪文
2 《神々の憤怒/Anger of the Gods(THS)》
1 《殴打頭蓋/Batterskull(NPH)》
3 《血染めの月/Blood Moon(9ED)》
3 《謎めいた命令/Cryptic Command(LRW)》
3 《イゼットの魔除け/Izzet Charm(GPT)》
4 《吹き荒れる潜在能力/Possibility Storm(DGM)》
4 《差し戻し/Remand(RAV)》
4 《血清の幻視/Serum Visions(5DN)》
2 《手練/Sleight of Hand(9ED)》
4 《広がりゆく海/Spreading Seas(ZEN)》
2 《ヴィダルケンの枷/Vedalken Shackles(5DN)》
15 サイドボード
1 《神々の憤怒/Anger of the Gods(THS)》
1 《払拭/Dispel(BFZ)》
3 《炎の斬りつけ/Flame Slash(ROE)》
1 《否認/Negate(BFZ)》
4 《大祖始の遺産/Relic of Progenitus(ALA)》
3 《破壊放題/Shattering Spree(GPT)》
2 《呪文貫き/Spell Pierce (ZEN)》


『B/U Eldrazi』

25 土地
4 《魂の洞窟/Cavern of Souls(AVR)》
4 《エルドラージの寺院/Eldrazi Temple(ROE)》
4 《ウギンの目/Eye of Ugin(WWK)》
4 《幽霊街/Ghost Quarter(ISD)》
1 《島/Island》
1 《沼/Swamp》
4 《地底の大河/Underground River(10ED)》
3 《ヨーグモスの墳墓、アーボーグ/Urborg, Tomb of Yawgmoth(M15)》
28 クリーチャー
4 《荒廃を招くもの/Blight Herder(BFZ)》
4 《希望を溺れさせるもの/Drowner of Hope(BFZ)》
4 《エルドラージのミミック/Eldrazi Mimic(OGW)》
4 《作り変えるもの/Matter Reshaper(OGW)》
4 《現実を砕くもの/Reality Smasher(OGW)》
4 《難題の予見者/Thought-Knot Seer(OGW)》
4 《不毛の地の絞殺者/Wasteland Strangler(BFZ)》
7 その他の呪文
4 《大祖始の遺産/Relic of Progenitus(ALA)》
2 《ひっかき爪/Scrabbling Claws(MRD)》
1 《次元の歪曲/Spatial Contortion(OGW)》
15 サイドボード
1 《全ては塵/All Is Dust(ROE)》
2 《漸増爆弾/Ratchet Bomb(M14)》
2 《呪文滑り/Spellskite(NPH)》
3 《次元の歪曲/Spatial Contortion(OGW)》
2 《太陽のしずく/Sun Droplet(MRD)》
2 《外科的摘出/Surgical Extraction(NPH)》
1 《絶え間ない飢餓、ウラモグ/Ulamog, the Ceaseless Hunger(BFZ)》
2 《歪める嘆き/Warping Wail(OGW)》

 登校エリアが新しく解放された。これでようやく七海四季を最終進展出来る。思えば新エリア追加がさかのぼる事2014年の12月ごろ。我々は14か月も待たされたというわけだ。
 次のエリアではそういった事を回避するため、ボスも秘蔵写真も既存のもの。前者が恒常HRのSTRで後者が恒常RのHYSD妹である。どういうラインナップだこりゃ。
 先日も話した通り、注文したカードが届いた。主に新たに登場した土地がメイン。やはり土地は大事だからね。その他はお決まりのカード。もし持っていたら貰えるとそれはとっても嬉しいなって。

・《鋭い突端/Needle Spires(OGW)》*3
・《廃集落/Corrupted Crossroads(OGW)》*2
・《風切る泥沼/Hissing Quagmire(OGW)》*3
・《さまよう噴気孔/Wandering Fumarole(OGW)》*4
・《踊る円月刀/Dancing Scimitar(6ED)》*4
・《人さらい/Rag Man(6ED)》*3

 先月末に頼んだカードの一部が届いた。もう片方はやや発送が遅い時間だったので来るのは明日になるだろうね。
 買ったのは以下の通り。

・《次元潜入者/Dimensional Infiltrator(OGW)》*3
・《面晶体の連結/Hedron Alignment(OGW)》*3
・《静寂を担うもの/Bearer of Silence(OGW)》*3
・《人さらい/Rag Man(6ED)》*3
・《踊る円月刀/Dancing Scimitar(6ED)》*4
・《真の名の宿敵/True-Name Nemesis(C13)》*1

 例の如く《人さらい/Rag Man(6ED)》と《踊る円月刀/Dancing Scimitar(6ED)》は第6版版でなおかつ日本語版。後は全部英語版である。


Dan Jessup の『U/G Infect』
StarCityGames.com Classic(2016/1/31)

20 土地
3 《繁殖池/Breeding Pool(EXP)》
2 《森/Forest》
4 《墨蛾の棲息地/Inkmoth Nexus(MBS)》
2 《ペンデルヘイヴン/Pendelhaven(TSB)》
1 《新緑の地下墓地/Verdant Catacombs(EXP)》
4 《吹きさらしの荒野/Windswept Heath(EXP)》
4 《樹木茂る山麓/Wooded Foothills(EXP)》
14 クリーチャー
4 《荒廃の工作員/Blighted Agent(NPH)》
4 《ぎらつかせのエルフ/Glistener Elf(NPH)》
4 《貴族の教主/Noble Hierarch(CON)》
1 《呪文滑り/Spellskite(NPH)》
1 《ヴィリジアンの堕落者/Viridian Corrupter(MBS)》
26 その他の呪文
2 《使徒の祝福/Apostle’s Blessing(NPH)》
3 《強大化/Become Immense(KTK)》
4 《ギタクシア派の調査/Gitaxian Probe(NPH)》
1 《地うねり/Groundswell(WWK)》
4 《古きクローサの力/Might of Old Krosa(TSP)》
4 《変異原性の成長/Mutagenic Growth(NPH)》
2 《空間の擦り抜け/Slip Through Space(OGW)》
1 《よじれた映像/Twisted Image(SOM)》
4 《巨森の蔦/Vines of Vastwood(ZEN)》
1 《野生の抵抗/Wild Defiance(AVR)》
15 サイドボード
2 《四肢切断/Dismember(NPH)》
2 《払拭/Dispel(BFZ)》
1 《ドライアドの東屋/Dryad Arbor(MBS)》
4 《自然の要求/Nature’s Claim(CNS)》
2 《呪文貫き/Spell Pierce(ZEN)》
1 《呪文滑り/Spellskite(NPH)》
2 《よじれた映像/Twisted Image(SOM)》
1 《野生の抵抗/Wild Defiance(AVR)》

 《双子の欠片/Splinter Twin(ROE)》禁止後に行われたSCGのモダンの大会で優勝したのは緑青型の感染デッキである。
 基本的には感染持ちのクリーチャーに対して強化系の呪文を連打して一気に毒カウンターを10個以上プレゼントするのがこのデッキの目的である。
 感染を持っていない
 なお《強大化/Become Immense(KTK)》の探査コストを捻出するために墓地を肥やしておきたいが、モダンのカードプールでは呪文を連打するには少々マナがかかりすぎる。そこでデッキのおよそ半分に相当する9枚がフェッチランドとなっている。
 このデッキの場合、《野生の抵抗/Wild Defiance(AVR)》がメインから入っているのが珍しい。双子系のデッキが消えたことで速い内にクリーチャーを強化する必要性が減ってきたということなのだろうか。
 最新のセットからは《空間の擦り抜け/Slip Through Space(OGW)》が採用されている。ブロック不可を付与するカードは過去に何枚かあったが、この軽さでキャントリップ付きは早々お目にかかれない。ソーサリーなのが少々ネックだが採用する価値はあるだろう。
 早ければ2ターンで勝負が決することもある速いデッキではあるが、その分不安定さは否めないのでTire1になる事は当分ないと思う。
 というわけで夜明けまでふむふむを続けた結果、無事に響子先生フルマカ達成。ついでにSSRバッジ圏内までPtを稼いでおいた。これでるいちゃん1枚圏内にギリギリ残れたのでさらにSRバッジ追加、さらに元気炭酸40本以上増加とそれなりにうま味のあったイベントとなったんじゃないかと思う。
 
 昨晩4時30分ごろに就寝。とりあえず9時にアラームをセット。ログボなどを済ませてから再び寝る。目が覚めたのは15時20分。Oh…
 先延ばしにしていた振り込みを済ませてアシェットジャパンから怒られないようにしておいてからふむふむを始める。目当ては王道を征く響子先生フルマカ。やはりこれがきつい。母乳先生目当てでキュピを回したおかげである程度SP応援は揃っていたのだが、高感度Lv.を上げるのが面倒。

 それはさておきレガシーで『Merfolk』やるならさっさと《真の名の宿敵/Tre-Name Nemesis(C13)》と《魂の洞窟/Cavern of Souls(AVR)》を4枚揃えるべきなんじゃないですかね?

ボルチオブロー!

2016年1月29日
25 土地
1 《梢の眺望/Canopy Vista(EXP)》
4 《コイロスの洞窟/Caves of Koilos(ORI)》
3 《森/Forest》
2 《風切る泥沼/Hissing Quagmire(OGW)》
4 《ラノワールの荒原/Llanowar Wastes(ORI)》
1 《平地/Plains》
2 《砂平原の城塞/Sandsteppe Citadel(KTK)》
4 《乱脈な気孔/Shambling Vent(BFZ)》
4 《吹きさらしの荒野/Windswept Heath(EXP)》
25 クリーチャー
4 《先頭に立つもの、アナフェンザ/Anafenza, the Foremost(KTK)》
2 《永代巡礼者、アイリ/Ayli, Eternal Pilgrim(OGW)》
4 《死霧の猛禽/Deathmist Raptor(DTK)》
4 《棲み家の防御者/Den Protector(DTK)》
3 《作り変えるもの/Matter Reshaper(OGW)》
2 《巨森の予見者、ニッサ/Nissa, Vastwood Seer(ORI)》
4 《森の代言者/Sylvan Advocate(OGW)》
2 《始まりの木の管理人/Warden of the First Tree(FRF)》
10 その他の呪文
2 《アブザンの魔除け/Abzan Charm(KTK)》
4 《集合した中隊/Collected Company(DTK)》
4 《ドロモカの命令/Dromoka’s Command(DTK)》
15 サイドボード
4 《アラシンの僧侶/Arashin Cleric(FRF)》
3 《強迫/Duress(DTK)》
1 《フェリダーの仔/Felidar Cub(BFZ)》
1 《無限の抹消/Infinite Obliteration(ORI)》
1 《ゲトの裏切者、カリタス/Kalitas, Traitor of Ghet(OGW)》
1 《残忍な切断/Murderous Cut(KTK)》
1 《冷酷な軍族/Pitiless Horde(DTK)》
2 《絹包み/Silkwrap(DTK)》
1 《歪める嘆き/Warping Wail(OGW)》

弓道部は近々大会を控えていた。大きな大会に対して、プレッシャーを感じていた上条るい。橘響子をはじめとした面々はそんな上条をサポートするが…疲れからか、不幸にも黒塗りの高級車に追突してしまう。生徒をかばいすべての責任を負った橘に対し、 車の主、暴力団員谷岡に言い渡された示談の条件とは…そして、いよいよ待ちに待った大会当日が訪れる…


 対抗戦は勝ち点7で終了。まあ、最終日に勝ち点1を取りに行くなんて無謀な話なわけで最初から諦めていたけどね。そういうわけなので母乳先生は大人しくリングで揃える事にしよう・・・。
 対抗戦4日目終了。1-2という無残な結果に終わったので現在勝ち点7という微妙な状況。あのメンバーなら1点ぐらいは取れるだろう。
 勧誘サポートの方は無事終了。あんなに硬くしなくてもいいんじゃないのっていういやらしさだったな。あれもSP積まないといかんのかと思うとおしっこ洩らしそうだ。
 気づいたら始まっていた対抗戦。コロコロ仕様が変わるので非常にやりにくいイベントだが一番盛り上がるイベントなのかもしれない。
 やる気ある人が集結したおかげで今の所2-1、1-2、3-0と勝ち点6確保。母乳先生獲得圏内の勝ち点8まであと2点である。部活順位もそこそこいいのでうまくいけば最上位報酬2枚取りも夢ではない。
 大昔の最上位報酬4枚取りのために個人100以内、部活5位以内という苦行をしなくて済むようになったのはいいことだ。その分コストが上がってバッジの交換レートが上がっているのはご愛嬌。その分多くのプレイヤーが火力増強できると考えればいい事か。
 上位を狙っていくならSP応援は必須だし、声援効果も150%Upぐらい付けてないと割と厳しい。おじさんですらようやく101%を超えたばかりだというのに世界は広い。
 個人的な目標は母乳先生4枚取りと砂夜フルマカなので最上位報酬はどうでもいいので無理にSPは揃えずに当日支給炭酸だけで5000位以内をキープしていきたいと思っている。
 
Chris Brickey の『Mono-Green Eldrazi』
StarCityGames.com Standard Open(2016/1/23)準優勝

25 土地
1 《崩壊する痕跡/Crumbling Vestige(OGW)》
14 《森/Forest》
1 《精霊龍の安息地/Haven of the Spirit Dragon(DTK)》
4 《ウギンの聖域/Sanctum of Ugin(BFZ)》
4 《見捨てられた神々の神殿/Shrine of the Forsaken Gods(BFZ)》
1 《荒地/Wastes(OGW)》
17 クリーチャー
1 《破滅の伝道者/Conduit of Ruin(BFZ)》
1 《大いなる歪み、コジレック/Kozilek, the Great Distortion(OGW)》
4 《葉光らせ/Leaf Gilder(ORI)》
4 《爪鳴らしの神秘家/Rattleclaw Mystic(KTK)》
4 《難題の予見者/Thought-Knot Seer(OGW)》
3 《絶え間ない飢餓、ウラモグ/Ulamog, the Ceaseless Hunger(BFZ)》
16 その他の呪文
4 《面晶体の記憶庫/Hedron Archive(BFZ)》
3 《爆発的植生/Explosive Vegetation(DTK)》
3 《ニッサの巡礼/Nissa’s Pilgrimage(ORI)》
2 《ニッサの復興/Nissa’s Renewal(BFZ)》
2 《次元の歪曲/Spatial Contortion(OGW)》
2 《タイタンの存在/Titan’s Presence(BFZ)》
2 プレインズウォーカー
2 《精霊龍、ウギン/Ugin, the Spirit Dragon(FRF)》
15 サイドボード
4 《バーラ・ゲドを滅ぼすもの/Bane of Bala Ged(BFZ)》
1 《荒廃の双子/Desolation Twin(BFZ)》
4 《ジャディの横枝/Jaddi Offshoot(BFZ)》
1 《次元の歪曲/Spatial ContortionOGW)》
1 《精霊龍、ウギン/Ugin, the Spirit Dragon(FRF)》
1 《虚空の選別者/Void Winnower(BFZ)》
2 《カル・シスマの風/Winds of Qal Sisma(FRF)》
1 《世界を壊すもの/World Breaker(OGW)》

 久しぶりに♪にトライしてみたものの相変わらずフルコンボは達成できない。仕方がないのでトップ画面のアカネチャンのおっぱいを突いてみたら叱られてしまった。試しに頭や唇、肩などを触ってみたが戸惑ったり照れたりするだけだった。なぜおっぱいはダメなのか?これはぜひ世界ふしぎ発見辺りで解明してほしいものだね。

 それはさておき、"ゲートウォッチの誓い"発売後、初となるSCGの大会が終了した。優勝したのは《無謀な奇襲隊/Reckless Bushwhacker(OGW)》入りの『Atarka Red』であった。軽めの呪文が多いデッキなので怒涛コストでの支払いも難しくはないという判断で採用されたのであろう。

 こちらのデッキは惜しくも準優勝となったデッキある。エルドラージをメインに据えたデッキは過去にもいくつかあったが、現在のスタンダードで緑単色のものは比較的珍しい。というのも無色マナが実質的な2色目として作用するのでこれ以上色を増やすのは厄介と判断したのだろう。
 基本的な動きは《爆発的植生/Explosive Vegetation(DTK)》や《ニッサの巡礼/Nissa’s Pilgrimage(ORI)》、《ニッサの復興/Nissa’s Renewal(BFZ)》で土地を伸ばすと同時に《葉光らせ/Leaf Gilder(ORI)》や《爪鳴らしの神秘家/Rattleclaw Mystic(KTK)》、《面晶体の記憶庫/Hedron Archive(BFZ)》でマナを伸ばしていく。
 こうして溜まったマナを利用して強大なエルドラージ・クリーチャーを戦場に送り込み圧倒する。
 エルドラージの種類が増えたことと無色呪文に優秀なものが加わったおかげで強化されたアーキータイプだと思われる。このようなランプ型ではなく4~5マナ域のエルドラージで固めたミッドレンジ型にしても面白そうである。
 デッキの大半が戦乱のゼンディカーブロックのカードなのでローテーション後のデッキの指針の1つになりそうだ。


Ross Merriam の『U/R Prowess 』
StarCityGames.com Standard Open(2016/1/23)

21 土地
4 《血染めのぬかるみ/Bloodstained Mire(EXP)》
2 《島/Island》
4 《山/Mountain》
3 《汚染された三角州/Polluted Delta(EXP)》
4 《シヴの浅瀬/Shivan Reef(ORI)》
1 《燻る湿地/Smoldering Marsh(EXP)》
1 《窪み渓谷/Sunken Hollow(EXP)》
2 《さまよう噴気孔/Wandering Fumarole(OGW)》
16 クリーチャー
4 《ケラル峠の修道院長/Abbot of Keral Keep(ORI)》
4 《ヴリンの神童、ジェイス/Jace, Vryn’s Prodigy(ORI)》
4 《僧院の早槍/Monastery Swiftspear(KTK)》
4 《嵐追いの魔道士/Stormchaser Mage(OGW)》
23 その他の呪文
1 《払拭/Dispel(BFZ)》
1 《促進/Expedite(OGW)》
4 《焦熱の衝動/Fiery Impulse(ORI)》
1 《マグマの洞察力/Magmatic Insight(ORI)》
2 《焙り焼き/Roast(DTK)》
4 《空間の擦り抜け/Slip Through Space(OGW)》
2 《ティムールの激闘/Temur Battle Rage(FRF)》
4 《タイタンの力/Titan’s Strength(ORI)》
4 《宝船の巡航/Treasure Cruise(KTK)》
15 サイドボード
1 《弧状の稲妻/Arc Lightning(KTK)》
1 《沸き立つ大地/Boiling Earth(BFZ)》
3 《軽蔑的な一撃/Disdainful Stroke(KTK)》
2 《払拭/Dispel(BFZ)》
1 《ピア・ナラーとキラン・ナラー/Pia and Kiran Nalaar(ORI)》
2 《焙り焼き/Roast(DTK)》
1 《龍語りのサルカン/Sarkhan, the Dragonspeaker(KTK)》
2 《ティムールの激闘/Temur Battle Rage(FRF)》
2 《乱撃斬/Wild Slash(FRF)》

 "ゲートウォッチの誓い"発売直後に開催されているSCGのスタンダード・オープンで登場したデッキ。青赤のテンポを意識したビートダウンデッキである。その名の通り果敢を持つクリーチャーを中心に固め、軽量呪文を連打して殴り勝つというのが大まかなデッキの構造だ。
 今回《嵐追いの魔道士/Stormchaser Mage(OGW)》を手に入れたことで航空戦力が新たに加わり環境トップの『Abzan』とも戦いやすくなった。その他、"ゲートウォッチの誓い"で軽量の呪文が多数収録された事もこのデッキを成立させる要因にもなっている。
 サイドには追加の呪文だけでなく、重めのカードを入れて長期戦に対応できるような構成を取っている。

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